切り欠き加工とは
パンフレットやチラシなどの印刷物に、音声コードの位置をわかりやすく示すための半円状の目印をあける加工です。
最近では、視覚に障がいのある方にも情報を届けるため、音声コードを掲載する印刷物が増えています。
この音声コードを見つけやすくするために、目印となる「切り欠き加工」をご希望されるお客様からのお問い合わせが多くなってきました。
ご利用いただける商品
- リーフレット・チラシ印刷各種
- ポストカード印刷
- パンフレット・カタログ印刷
音声コードと切り欠き加工の関係
音声コードとは、専用アプリや読み上げ機器で読み取ることで、印刷内容を音声で再生できる二次元コードです。
このコードを印刷物のどこに配置したかを利用者に伝えるために、パンチ穴のような半円状の切り欠きを付けて位置を示します。
当社で対応する「切り欠き加工」は、音声コードの位置を明確にするための目印加工です。
恐れ入りますが、音声コード自体の作成は承っておりません。作成については、専門機関や音声コード作成ツールをご利用ください。
「切り欠き加工」のお申し込み方法
オプションメニューで「切り欠き加工」または、備考に「切り欠き加工」とご連絡ください。
ご注文確定後、加工位置をご指定いただくデータをお送りいただきます。
データ作成時のご注意
- 切り欠き位置は、音声コードの規定に従って必ずご指定ください。
- IllustratorやPhotoshopでの入稿時には、デザインデータとは別に加工指示用データを作成されることをおすすめします。
- 切り欠き穴は直径6mm、1商品につき最大2か所まで対応しています。
- 位置のご指定は、穴の中心からの距離で数値をご記入ください。
- デザイン内に指示線を残すとそのまま印刷されてしまう場合がありますのでご注意ください。
- 加工には0.5mm程度のズレが生じる可能性があります。あらかじめご了承ください。
お問い合わせの背景から
「音声データの位置に切り欠き加工ができないか?」というお客様の声をきっかけに、この加工について考えました。
音声コードを利用される方にとって、どこにコードがあるかを瞬時に判断できることは大切なポイントです。
切り欠き加工を施すことで、デザインを損なわず、利用者にやさしい印刷物を実現できます。
まとめ
切り欠き加工は、音声コード付き印刷物において「わかりやすさ」と「配慮」を両立できる加工です。
パンフレットやチラシに音声コードを掲載する際は、ぜひこの加工をご検討ください。