【体験談】ドコモ光×エディオンでネット契約したら、思ったより大変だった話。IPv6(IPoE)で最終的に快適になった!

引越しのタイミングで、家電を一式そろえたついでにインターネット回線を契約した人は結構いるのでは?
私もその一人。

新居に移る際、家電量販店のエディオンで家電をまとめて購入したのですが、そこで店員さんにこう言われました。

「今ネットも一緒に申し込んでもらうと、家電が安くなりますよ!」

もともと新しい家でインターネットを使う予定だったので、これはちょうどいいと感じて申し込みました。
しかも携帯はdocomo。
というわけで、ドコモ光を契約することにしたのです。


家電とネットをまとめて契約!これはお得だと思った

エディオンの店頭で、エアコン・冷蔵庫・洗濯機・テレビなどを選んでいたときのこと。
かなりの金額になっていたので、「ネットを同時に契約すれば家電が割引になる」という提案は魅力的でした。

家電を一緒に選んでくださった担当の方の説明も丁寧で、
「携帯がドコモならドコモ光にすると料金もまとめられます」とのこと。

スマホとネットをまとめると割引もあるし、手続きも一度で済む。
この時点では、

「これは一石二鳥だな!」
とかなり前向きな気持ちでした。


「工事不要」と言われて安心していたのに…?

契約が完了し、後日ドコモ光から電話がありました。
内容は、「今回は工事の必要はないので、機器の設置だけお願いします」というもの。

4年前くらいに建てられたところで、前に人も住んでいたと聞いていたので、すでに新居に「光コンセント」があると思っていた私は、

「ああ、簡単に終わりそうだな」
とすっかり安心していました。

しかし、引っ越し当日――
部屋を見渡しても、光コンセントらしきものがどこにもない。

「え? 光コンセントがない……?」

嫌な予感しかしません。


光コンセントがない!?工事日を予約したらまさかの1か月後

慌ててドコモ光に連絡すると、やはり工事が必要とのこと。
仕方なく工事の日程を調整してもらいましたが、そこで衝撃の一言。

「最短でも1か月後になります。」

……1か月!?
正直、電話口で一瞬固まりました。

「そんなに先なの?」と思いましたが、混み合っている時期だったようです。
さすがに「えぇ〜」とは思いましたが、そこは大人。
感情を抑えて、工事日を予約しました。

この時点で「まあ、気長に待つしかないか」と諦めモードでした。


ルーターは自分で用意!最新のバッファロー製を購入

ネットがつながるのを待つ間に、ルーターも準備しました。
どうせなら最新のものをと思い、バッファローのWi-Fi 6対応ルーターを購入。

「これでスピードも安定するし、設定も簡単だろう」と思っていました。

そして、ようやく迎えた工事日。
業者さんが来て、光回線を開通してくれました。


しかし、Internetランプが光らない…

工事が終わり、ルーターを接続。
電源を入れてランプを確認します。

しかし――
「Internet」ランプが一向に点かない。

電源も正常、LANケーブルも差さっている。
なのにネットにつながらない。

焦って説明書を見たり、スマホで検索したりしていると、「PPPoE」「IPoE」という文字が目に入りました。

「なにこれ?どうやら接続方式が違うのか?」


IPoE?PPPoE?ここで初めて知る通信方式の違い

調べてみると、
PPPoE(ピーピーピーオーイー)は昔ながらの方式で、
IPoE(アイピーオーイー)は新しい高速通信方式だとか。

工事担当の方も思い出すように言っていました。

「IPv4ならIPv6にしてもらう必要がありますね。今はたいていIPv6なので大丈夫だと思いますけど、Internetランプが点くまで3時間くらいかかることもありますよ。」

なるほど。
どうやら私の契約がIPv4(PPPoE)の状態になっていて、
IPv6(IPoE)に切り替わっていない可能性があるようです。


ドコモとプロバイダ(エディオン)に連絡!

とりあえずドコモに電話してみました。
しかし対応の方いわく、

「プロバイダ側に確認してみてください。」

とのこと。
私の場合、プロバイダはエディオンネット。

そのままエディオンに電話して事情を説明しました。
「ルーターのInternetランプがつかない」「IPv6接続が有効になっていないかもしれない」と話すと、すぐに対応してくれました。

どうやら設定が一部反映されていなかったようで、
約3時間後、ついに――

Internetランプが点灯!
ネットが開通しました!


感動の瞬間。大画面でYouTubeが見られる幸せ

無事にWi-Fiがつながり、スマートテレビをネットにつないでみました。
大画面でYouTubeがサクサク再生できる!

これまで1か月もネットが使えなかった反動もあって、
なんだか涙が出そうなくらい嬉しかったです。


体験して分かったこと

今回の一連の出来事で学んだことをまとめます👇

① 「光コンセント」は必ず確認しておこう

賃貸や新築でも、必ずしも光コンセントがついているとは限りません。
引越し前に壁に「光」と書かれた差込口があるか確認するのが大事です。

② 工事の予約は早めに!

繁忙期(3〜4月や9〜10月)は工事が混み合い、1か月待ちも珍しくありません。
新居が決まったら、すぐに申し込むのが吉。

③ IPv6(IPoE)対応ルーターを選ぶ

古いルーターだとIPv6に対応していないことがあります。
最近の機種(Wi-Fi 6対応など)ならほぼ問題なし。
「IPv6対応」「IPoE対応」と明記された製品を選びましょう。

④ 問題が起きたら「プロバイダにも連絡」

ドコモ光のように「回線」と「プロバイダ」が別契約の場合、
両方に確認することが大切です。


IPv6(IPoE)になって実感した速度

ページの読み込みも一瞬、動画も途切れない。
通信の仕組みが変わるだけで、ここまで体感が違うとは思いませんでした。


最後に:これからネットを引く人へのアドバイス

もしあなたもこれから引越しや回線契約をするなら、次の3つを意識するだけでトラブルを避けられます。

  1. 光コンセントの有無を確認
  2. IPv6(IPoE)対応で契約する
  3. ルーターは最新機種を選ぶ

そして、もしランプが点かないなどのトラブルがあっても、焦らずサポートに連絡。
「IPv6 IPoEで接続したい」と伝えれば、スムーズに案内してもらえます。


おわりに

最初は「簡単に終わりそう」と思っていたネット開通ですが、
結果的に工事待ち・設定確認・IPv6対応と、なかなか濃い経験になりました。

それでも、最終的にはサクサク動くネットと大画面のYouTube。
今はその快適さに大満足です。

「やっぱりIPv6(IPoE)ってすごい。」

そう実感できた引越し体験でした。